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町長の部屋
町長のつぶやき2023年度

2023年6月(未来に向けた「閉校式」)

去る5月2日・3日に、実に4年ぶりとなる北方まつりが開催されました。活気溢れるみこしが町内各地を練り歩き、久しぶりのお祭りムードが高まりました。そして、大井神社への吊り込みの様子は、半ば忘れかけていた、勇壮で活気ある北方まつりの魅力を再認識させてくれました。やはり、北方町でのイベントは数あれど「北方まつり」の盛り上がりは格別です。
また、北方まつりの時期には、多くの人がふるさとへ帰ってきます。この時期に町中を歩くと、普段見かけない車が止まっていることに気が付きます。久しぶりに子どもが実家に帰ってきたとか、孫と一緒にまつりを楽しんだ、などという話を聞くと、こちらまで嬉しい気持ちになります。北方まつりはご近所や友人だけでなく、家族とのつながりや絆を深めるよい機会にもなるのです。
一方で、準備にあたった関係各位のご尽力には頭が下がります。4年ぶりで、吊り手の確保に苦労したなど、みこし準備の段取りが大変だったという話を聞きました。コロナ禍で一旦途切れた行事の再開には、大変なご苦労があったことと思います。しかし実際には「やはりみこしは祭りの華。見るものじゃなくて、吊るものだ」と北方っ子の魂を揺さぶったことと思います。当日は、わずかな時間でしたが、私もみこしを吊らせていただくことができました。
5月8日にはコロナウイルス感染症の位置づけが「5類」に変更されました。これから問題になることは、必要以上にコロナを恐れたり、各種行事や会合を面倒だなと思ったりする、みなさんの気持ち自体です。真の意味でのコロナからの解放に向け、前に進んでいきたいと思います。