ごあいさつ

ごあいさつ

明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに初春をお迎えになられたことと拝察し、お喜び申し上げます。また、日頃は町政に対しご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

さて、我が国の景気は、実際の肌感覚として、緩やかな回復傾向だと思います。政府は「経済あっての財政」という考え方を基本とするため、「責任ある積極財政」を旨とし、戦略的な財政出動を行うこととしています。

また、地方行政においては、物価高騰への対応、少子化対策、社会インフラの維持・管理など、重要課題が山積しています。これらの諸施策を着実に実現するためには、安定的な財政基盤を確保し、健全で持続可能な財政運営を堅守していかなくてはなりません。

今後も、住民の皆さんと町行政、または、住民の皆さん同士の絆やつながりを深める施策を進めながら、北方町がより暮らしやすいまちとなりますよう、あらゆる方面において不断の努力を継続して参ります。

まずは、高齢の方のふれあいの場を提供するために「いきいき支援センターまどか」の施設改修事業を行います。芝原地区の「芝原ふれあいのお家」と同様に、健康マージャンやカラオケ室を設け、高屋地区のふれあい活動の拠点施設といたします。

防災関係事業では、防災ハンドブック及びハザードマップの更新を行います。近年、町内の公共施設の統廃合などにより、施設の名称変更や指定避難所の指定変更などがされています。そのため、最新の情報にアップデートした新しい冊子を作成し、全世帯に配布することといたします。

どの事業も、広報、ホームページのほか、北方情報メール「カワセミ便」を活用して、きめ細かな情報提供に努めます。また、町民対話集会など、皆さんと直接対話できる機会を大切にし、住民と行政との確かな信頼関係をより深めていきたいと考えています。

最後に、2026年が皆さんにとりまして、明るい希望に満ちた年となりますよう祈念しますとともに、今年も変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

2026年1月 北方町長 戸部 哲哉