町長のつぶやき
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2026年3月(熊被害への不安)
寒さも緩む3月、暑くもなくちょうどよい陽気の時期なのですが、昨年来続いている熊の被害が、再び気がかりなところです。もはや熊の脅威は、山間部だけの話ではありません。春の訪れとともに、熊が再び街なかにまで現れるのではと、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そもそも昨年は、全国的に熊の主食であるドングリが不作だったため、餌に困った熊が人里まで下りてきた、とのことでした。しかし本当に恐ろしいことは、その時に人里の食べ物の味を覚え、さらに「人間は怖くない」と学習した熊(アーバンベア)の存在です。冬眠を終え、腹を空かせた熊が、再び市街地に現れる可能性は決して低くないと思います。
問題なのは、これといった有効な対策が打ち出せないことです。かつては熊鈴やラジオなどで音を鳴らせば、熊は近寄ってこないとされていました。しかし、アーバンベアには小手先の対応は通用しません。猟銃や罠を設置できるハンターも高齢化が進み、全国的に人数が減少しています。昨年、秋田県の知事が、熊の駆除に抗議する愛護団体に対し、「そんなに言うなら、そちらに熊を送ってやる」と発言したことがありました。少々乱暴な言い方ではありますが、地元の苦労や葛藤を象徴する言葉として、考えさせられる発言でした。
さすがに、北方町内で熊に遭うことは無いでしょうが、春の陽気の中でも、気軽に山にハイキングに行くことには、すこし抵抗があります。私はゴルフを趣味としていますが、近隣のゴルフ場でサルや鹿に出くわすことはあっても、熊だけには遭いたくありません。万が一にも「町長がクマに襲われた」などというニュースになることだけは、御免蒙りたいものです。
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更新日:2026年02月27日