消防広域化について

更新日:2025年03月25日

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消防の任務は、消防組織法において「その施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災又は地震等の災害を防除し、及びこれらの災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行うことを任務とする。」と規定されています。
近年、大規模地震、豪雨災害やテロ災害等の複合化・大規模化する災害や住民ニーズの多様化・高度化など、消防を取り巻く環境は大きく変化しており、消防はこれらの災害や要望等に的確に対応し、今後とも住民の生命、身体及び財産を守る責務を全うする必要があります。
しかしながら、小規模消防本部においては、消防の体制としては必ずしも十分でない場合があることや、高齢化や人口の低密度化等により行政コストが増加する一方、消防本部の管轄内人口の減少により、消防本部そのものが小規模化することが懸念されています。
そのため、行政区域を越えた消防活動が可能となる消防広域化によって、行財政上の様々なスケールメリットを活かし、これらの課題を克服することが期待されます。

消防広域化で期待される効果
項目 詳細内容
出場体制の強化
  • 現場到着時間の短縮
  • 初動体制の強化
体制の高度化
  • 高度な部隊、高機能な車両及び資機材の整備
  • 救急救命士の計画的養成
  • 予防要員の専門化、高度化
  • 指揮隊の配置
  • 大規模災害への対応力強化
財政負担の軽減
  • 重複投資の回避
  • 職員数(人件費)の削減

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