矢部正子遺墨

更新日:2025年03月25日

ページID : 2812
分類
番号 69
指定別
種目 書籍
種別 美術工芸品
座っている女性の絵と和歌が描かれた茶色の掛け軸を撮影した写真

矢部正子遺墨

矢部正子遺墨の概要
名称 矢部正子遺墨
ふりがな やべまさこいぼく
員数 1幅
時代 江戸
年代 延享3年~安永2年
西暦 1746年~1773年
作者 矢部 正子
構造・形式
寸法・重量
面積
墨書部分
縦 23.5センチメートル
横 17.7センチメートル
絵画部分
縦 33.1センチメートル
横 27.0センチメートル
指定番号 北重第50号
指定年月日 昭和58年4月12日
矢部正子遺墨の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方の位置図

矢部正子遺墨の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方
所有者  
所有者住所  
管理者  
特筆事項 小笠原美治著「大全明治新百人一首」に「なく雁の 声もはるかに へだたたりて つばさ消行 秋ぎりの空」と記載された矢部正子の歌がある。

解説

延享3年北方村矢部善左衛門の娘として生まれ、京都で小沢盧庵の門に入り和歌と書を学んだ女流歌人。
遺墨は美しいタッチで次のように書いてある。「雪はまだ 消えはてねども 春山のみどりをそへて かすみたなびく」
正子は茶の湯、香道、薙刀に秀いで26才のとき江戸に出て肥後細川侯54万石の姫に書道、和歌、薙刀を教えたが、その才能を同僚に妬まれ職を去った。安永2年(1773)、29才で薄幸の生涯を終えた。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
座っている女性の絵と和歌が描かれた茶色の掛け軸が襖の壁に掛けられている写真

写真1

畳の上に細長く文字の書かれた木の板が二枚並べて置かれている写真

写真2

枠組みが金色の掛け軸の和歌が描かれた箇所を拡大して撮影された写真

写真3

掛け軸の座っている女性が描かれた箇所を拡大して撮影された写真

写真4

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会

〒501‐0492
岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地
電話番号:058-323-1115
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