慈雲筆「常瑜伽」

更新日:2025年03月25日

ページID : 2811
分類
番号 68
指定別
種目 書籍
種別 美術工芸品
毛筆で大きく常瑜伽と達筆の崩し字で書かれた書の掛け軸の写真

慈雲筆「常瑜伽」

慈雲筆「常瑜伽」の概要
名称 慈雲筆「常瑜伽」
ふりがな じうんひつ「じょうゆが」
員数 1幅
時代 江戸
年代 江戸中期
西暦  
作者 慈雲
構造・形式
寸法・重量
面積
縦 125.8センチメートル
横 53.8センチメートル
指定番号 北重第18号
指定年月日 昭和35年8月31日
慈雲筆「常瑜伽」の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図

慈雲筆「常瑜伽」の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方1345
所有者 円鏡寺
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町北方1345
管理者 円鏡寺
特筆事項 慈雲は、1718~1804年の人で、87才で死去。

解説

慈雲は江戸後期の高僧で浪華の人。識見卓抜で、顕密禅の三学を兼ねまた儒教にも造詣が深かった。
軸には「常喩伽」の三字が30センチメートル角に大書してある。
梵語の喩伽は相応と訳されて「一致。調和。主観と客観の合一不二。呼吸を整える等の実修で精神統一。信仰の対象と一体となる体験」等々といわれている。喩伽は最近脚光をあびる「ヨガ」に通じるものである。
円鏡寺所蔵の一軸は常瑜伽の三字を約30センチメートル角の大字で以ってあらわし、ことに常の一字は力余って65センチメートルにまで縦の一劃を走らせ、尊者墨蹟中優作と見られるもので、この種の墨蹟中の逸品として、町の文化財に指定したわけである。尊者の人格がにじみ出る筆致は見るものをして深い感銘を与える。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
毛筆で大きく常瑜伽と達筆崩し字で書かれた慈雲の書の掛け軸の写真

写真1

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