郡界石

更新日:2025年03月25日

ページID : 2771
分類
番号 28
指定別
種目 史跡
種別 史跡
史跡郡界石と書かれた石柱と電柱の間に挟まれた郡界石と説明板の写真

群界石

郡界石の概要
名称 郡界石
ふりがな ぐんかいせき
員数 2個
時代  
年代  
西暦  
作者  
構造・形式
寸法・重量
面積

高さ 75センチメートル、60センチメートル

横 55センチメートル、45センチメートル

重さ 1,200キログラム

指定番号 北史第11号
指定年月日 昭和37年11月20日
郡界石の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方266の位置図

郡界石の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方266
所有者 北方町
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町長谷川1-1
管理者 北方町
特筆事項 別名 「夜泣き石」「夫婦石」
石柱 高さ=0.85メートル 15センチメートル角
広瀬政子様の所有地の一部をお借りして置かれている。

解説

旧方県郡と旧本巣郡の郡界標として使用した石である。〆切橋下の右端の土堤に半分埋った形で、郡界石が二個位置づけられていた。郡の境とは思えなかったが、大井神社の天正13年(1585)の棟札に「濃州方県郡(ごおり)生津荘北方天王氏人(うじびと)」とあり、大井神社が方県郡であることが明白である。つまり天王川右岸が境となっているので、郡界石と認識された。
伝聞によると、明治29年(1896)の新郡町村の編成変えで、郡境が東へ600メートル(現岐阜農林高等学校の東)に移されたため、その用が終ったと悲しんだ石が夜毎に泣声をあげたため「夜泣石」と呼ばれるようになった。
昔は石が大小二個夫婦の姿で並んでいたが、その後の天王川改修で小さい方の婦石は町役場の北庭に運ばれてしまったので、61年この婦石を旧地にある夫石の傍に移し昔の夫婦石としました。

修理等の履歴
年月日 内容
平成23年2月 説明版(ステンレス製)設置
説明板
有無・設置者
材質等 ステンレス製
老朽度等 新設済み
史跡郡界石と書かれた石柱と電柱との間にある郡界石とその上部に設置された説明板の写真

写真1 説明版(平成23年,2月設置)

銀色の板に黒字の説明書きが書かれた郡界石の説明板の写真

写真2 説明版(平成23年,2月設置)拡大

郡界石の手前にある史跡郡界石と彫られた石柱を中央に写した写真

写真3 石柱

柵に囲われて植物が生えている郡界石を囲いの側面から写した写真

写真4 側面

堀を仕切っているフェンスの中央に郡界石旧位置跡と書かれた看板が設置されている写真

写真5 旧位置(現在の位置より南へ)

郡界石旧位置跡と書かれた看板がフェンスの奥に設置されている写真

写真6 旧位置(拡大)昔あった場所

郡界石と史跡郡界石と書かれた石柱の左に石柱の倍以上の高さがある木で作られた説明版の写真

写真7 説明版(昔のもの)

木で作られている劣化している説明板の写真

写真8 説明版説明版(昔のもの)拡大

史跡郡界石と書かれた石柱とその右にある郡界咳の白黒の写真

写真9 郡界石(時代不詳)

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会

〒501‐0492
岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地
電話番号:058-323-1115
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