羯磨

更新日:2025年03月25日

ページID : 2805
分類
番号 62
指定別
種目 工芸
種別 美術工芸品
白い布の上に三鈷杵を十字形に型どった黒色の羯磨が置いてある写真

羯磨

羯磨の概要
名称 羯磨
ふりがな かつま
員数 1具
時代 鎌倉
年代  
西暦  
作者  
構造・形式
寸法・重量
面積
銅合金製
縦 12センチメートル
横 8センチメートル
指定番号 北重第42号
指定年月日 昭和35年8月31日
羯磨の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図

羯磨の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方1345
所有者 円鏡寺
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町北方1345
管理者 円鏡寺
特筆事項 真言密教の仏具
空海が中国より伝える。
空海(774~835)は、延暦23年(804)31才の時に唐の都、長安に留学する。

解説

御請来物、すなわち空海が中国から日本に伝えた仏具の一つで、三股杵を十字形に型どったものをいう。別に羯磨金剛、十字縛日羅ともいう。
修法壇の四隅に置くもので、輪宝の眷属といわれる。諸菩薩がこの杵を持っているのは、羯磨すなわち「作業」で、これから転じて作業成就の意をあらわす。
円鏡寺の羯磨杵は、同寺に伝わる五鈷杵と同じく、鎌倉時代のものと思われる。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
余白に羯磨と書かれた三鈷杵を十字形に型どった羯磨を布の上に置いている白黒写真

写真1

三鈷杵を十字形に型どった羯磨を布の上においてある不鮮明な白黒写真

写真2

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