五鈷

更新日:2025年03月25日

ページID : 2755
分類
番号 12
指定別
種目 工芸
種別 重要文化財
黒い棒の両端に湾曲した爪のようなものがいくつもある五鈷の写真

五鈷

五鈷の概要
名称 五鈷
ふりがな ごこ
員数 1柄
時代 鎌倉
年代  
西暦  
作者  
構造・形式
寸法・重量
面積
長さ 22センチメートル
重さ 660グラム
杵の長さ 7.5センチメートル
指定番号 岐重第79号
指定年月日 昭和34年3月10日
五鈷が収蔵されている円鏡寺周辺の地図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図

五鈷の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方1345
所有者 円鏡寺
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町北方1345
管理者 円鏡寺
特筆事項  

解説

五鈷は、密教において修法の際に用いる重要な法具の一種で、印度の武器の形を採り、如来の鋭い知恵をもって、煩悩、すなわち心中のいろいろの欲望を破砕するためのものである。
円鏡寺伝来の五鈷は、長さ22.0センチメートル、重さ660.0グラムである。杵の中央を菩薩か明王らしい面が六個取り巻いている。
この五鈷で珍しいのは、内曲している四鈷が鬼面の形になっていることである。このような五鈷を鬼面杵という。金銅製で、凛とした中に優美さが見える立派な作である。制作年代は鎌倉時代と見られる。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
黒い筒の両端に3本の湾曲した爪がついている五鈷の写真

写真1

筒の中央がひし形の両端に湾曲した鋭い爪のようなものがある五鈷の白黒の写真

写真2

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教育委員会

〒501‐0492
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