秘鈔

更新日:2025年03月25日

ページID : 2758
分類
番号 15
指定別
種目 典籍
種別 重要文化財
畳の上に四角い古びた木箱が置いてありその中に灰色の紐が結ばれた白い巻物が5、6本入っておりその木箱の手前に白い巻物が開かれた状態でおいてありなにか文字が書かれているのを上から撮影した写真

秘鈔

秘鈔の概要
名称 秘鈔
ふりがな ひしょう
員数 33巻
時代 鎌倉
年代 建長4年~延元4年
西暦 1252年~1339年
作者  
構造・形式
寸法・重量
面積
 
指定番号 岐重第81号
指定年月日 昭和34年3月10日
秘鈔の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図

秘鈔の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方1345
所有者 円鏡寺
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町北方1345
管理者 円鏡寺
特筆事項  

解説

秘鈔は、守覚法親王によって東密小野流に伝えられた諸尊法を集成したものである。
現存する秘鈔の巻数は各流によって異なるが、円鏡寺の秘鈔は18巻本(ただし14巻の1本を欠く)である。第1巻の奥書によれば建長4年(1252)5月23日本福寺の庫院で走筆とあるが、徳治3年(1308)3月13日関東日光に於いて書写とあるものもある。
また別の巻には延元4年(1339)正月書写とあり筆者も不明であるが、おそらく建長4年(1252)から延元4年(1339)に至る鎌倉時代の末期に数人によって書写されたものであろう。
本寺には、秘鈔護摩4巻、秘鈔作法3巻、異尊4巻、駄都秘史2巻、増益護摩1巻、秘鈔仕度1巻、秘鈔巻1巻、合わせて33巻を所蔵している。真言宗の秘法修行の重要な史料である。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
白い布の上に30本以上ある巻物が置かれその下に文字の書かれた開いた状態の巻物が一本おいてありそれらを上から撮影した写真

写真1

白い布の上に文字の書かれた開いた状態の巻物の一部分を上から撮影した写真

写真2

白い布の上に30本ほどの巻物が並べて置かれている様子の写真

写真3

箱の様な物の前に紐で閉じた状態の巻物が2列に立てかけてありそれを前から撮影した白黒写真の下に「秘鈔」と書かれた写真

写真4

白い布の上に文字の書かれた色褪せたA4ほどの紙とその上に「秘鈔」と文字と説明文の様な物が書かれた小さい紙が置かれている写真

写真5

白い布の上に約30本の巻物が上下に並べられその上に古紙と小さい文字の書かれた白い紙が置かれている様子の写真

写真6

この記事に関するお問い合わせ先

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岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地
電話番号:058-323-1115
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