瑜祇塔図

更新日:2025年03月25日

ページID : 2751
分類
番号 8
指定別
種目 絵画
種別 重要文化財
緑色の壁にかかっている瑜祇塔図の写真

揄祇塔図

瑜祇塔図の概要
名称 瑜祇塔図
ふりがな ゆぎとうず
員数 1幅
時代 室町
年代  
西暦  
作者  
構造・形式
寸法・重量
面積
絹本着色
縦 71センチメートル
横 31センチメートル
指定番号 岐重第77号
指定年月日 昭和34年3月10日
瑜祇塔図の位置図詳細は以下

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図

瑜祇塔図の概要
所在地 岐阜県本巣郡北方町北方1345
所有者 円鏡寺
所有者住所 岐阜県本巣郡北方町北方1345
管理者 円鏡寺
特筆事項  

解説

円鏡寺に所蔵されている瑜祗塔図は、真言宗において尊重する瑜祗塔を紺地の絵絹に極めて簡略化した太い金泥の線で描いたものである。
塔は梵語のStupaを音表した卒塔婆または塔婆の略称で、墳墓とか廊といった意味をもつ言葉である。はじめは、釈尊の遺骨を埋め、その上に建てたことに起こり、これが経典を埋蔵した上に、あるいは特別な霊地であることを示すためにも造られるようになった。
円鏡寺の瑜祗塔図は下部の塔身が球状となっており、また、四方隅棟の末端に立つべき相輪が省略されていて、一見、五輪塔に近いように見えるのは不審であるが、同寺においては古来瑜祗塔図と伝承尊重されている。本紙は、幅の丈を長くするため上に11センチメートル、下に10センチメートルの別の同色の絹を継ぎ足して表具されている。紺地に金泥が美しく輝き、あたかも紺紙金字の経巻を見るような思いがする。製作年代は室町時される。

修理等の履歴
年月日 内容
年月日  
説明板
有無・設置者 なし
材質等  
老朽度等  
瑜祇塔図を正面から撮影した写真

写真1

白い布の上に置かれている瑜祇塔図の写真

写真2

白い布に置かれた瑜祇塔図を角度をつけて撮った写真

写真3

瑜祗塔図の左上部分を白い手袋を着用した手がおさえている写真

写真4

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会

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岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地
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