三千仏図
番号 | 6 |
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指定別 | 県 |
種目 | 絵画 |
種別 | 重要文化財 |

三千仏図
名称 | 三千仏図 |
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ふりがな | さんぜんぶつず |
員数 | 3幅 |
時代 | 室町 |
年代 | |
西暦 | |
作者 | |
構造・形式 寸法・重量 面積 |
3幅共 絹本着色 縦 141センチメートル 横 70センチメートル |
指定番号 | 岐重第75号 |
指定年月日 | 昭和34年3月10日 |

岐阜県本巣郡北方町北方1345の位置図
所在地 | 岐阜県本巣郡北方町北方1345 |
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所有者 | 円鏡寺 |
所有者住所 | 岐阜県本巣郡北方町北方1345 |
管理者 | 円鏡寺 |
特筆事項 | 延喜18年(918)から三千仏名経を用いることとなった。 |
解説
円鏡寺の三千仏図は3幅からなり、各幅にそれぞれ過去荘厳劫(しょうごんこう)の1千仏、現在賢劫(けんごう)の1千仏、未来星宿劫(しょうしゅくごう)の1千仏が納められている。
3幅とも同じ大きさで、目の粗い絹地に着色をもって描いてある。仏像の配置、大きさ、描法も3幅ともほとんど異なることはない。群青地(ぐんじょうじ)に、像容は黄色とし、輪郭を金泥で描いた光背を背にし、蓮台に座った小さい仏の像を横に30躰ぎっしりとつらね、これを縦にぎっしり34段重ねている。
中央部長方形の群青地の中に、光背を背にし、蓮台に座し、天蓋(てんがい)を抱いた大きい一仏を置き、その周囲は緑青地(ろくしょうち)として、ここにやや大きい17の仏の坐像を左右上下に並べている。
描法は極めて簡単な仏画である。彩色が少し薄くなっているところがあるが、汚損は少ない。使用の絵絹や描法から正しく室町時代の作品である。
この三千仏図は同寺においても営んでいた仏名会の本尊として用いた物といわれている。
年月日 | 内容 |
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年月日 |
有無・設置者 | なし |
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材質等 | |
老朽度等 |

写真1 (巻いてある状態)

写真2 (開いた状態)

写真3(展示の様子)
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更新日:2025年03月25日