介護予防のポイント

更新日:2025年09月30日

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フレイルとは

高齢者の心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながり)が低下し、健康と要介護の中間の状態のことをいいます。なんとなく体調がすぐれない、足腰に不安がある、人付き合いや外出が億劫に感じられるなど、年齢とともに生じる心身の活力低下がフレイルです。

しかし早期に対策を行えば、フレイルを予防することが可能です。いつまでも元気で長生きできる健康長寿を目指して、予防に取り組みましょう。

1.運動習慣をつけて筋力アップ

生活の中に取り入れて、毎日少しずつでも運動することが大切です。

  • 筋力トレーニング
    筋肉と骨に負荷をかけて筋力を向上させます。自宅でテレビを見ながら、家事を行いながらなど簡単にできるストレッチを習慣にしましょう。
  • ウォーキングなどの有酸素運動
    からだの中に酸素を多く取り入れる運動で、心肺機能を向上させます。外出する際に、自動車や自転車ではなく歩いてみましょう。筋力トレーニングと並行して行うと効果的です。

2.食事とお口の健康

栄養のある食事と、口腔機能の維持でフレイルを予防しましょう。

  • たんぱく質をしっかり摂る
    たんぱく質が不足すると筋肉量が減り、心身の機能が衰えやすくなります。魚・肉・卵・大豆製品などを多く摂りましょう。
  • お口のケア
    お口のトラブルにより食が細くなると、体力が低下してしまいます。毎食後の歯磨き、定期的な歯科受診、口を積極的に使うなど、日頃のケアを大切にしましょう。

3.地域や社会との関わりを持ち閉じこもりを予防

フレイル予防には、人とのつながりが効果的です。1日中家にいることが多い場合、買い物や散歩で外に出てみることや、地域の行事に参加してみることから始めましょう。

4.介護予防手帳を活用

介護予防の効果を高めるためには、自分自身の心身の健康について自身で管理する力(セルフマネジメント)を高めることが重要です。

自身の健康を把握したり、地域の体操やカフェに参加する際に持ち歩くことで、自分自身の活動を確認することができます。ぜひ活用しましょう。

・対象者:北方町在住のおおむね60歳以上の方

・手帳の配布場所:北方町地域包括支援センター
 

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括支援センター

501-0492
岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地
電話番号:058-323-5540
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