第3回「未来につなぐ心の糧」
第3回「未来につなぐ心の糧」作品 作品集

平成20年度 「未来につなぐ心の糧」作品集

第3回未来につなぐ心の糧作品集

応募いただいた作品の中から「心の糧大賞」作品をはじめとした49作品が第3回「未来につなぐ心の糧」作品集となりました。
読めば「ふるさと」のよさやぬくもりが再認識できる!!
単行本発売中 B5版 500円
未来につなぐ心の糧購入場所
教育委員会(公民館)
電話:058-323-1115
生涯学習センター
電話:058-320-2200

未来につなぐ心の糧募集結果

小さくとも 心が癒され 元気・勇気をもらい 明日の希望 生きがいにつながった
「友(ともだち)」をテーマに、全国から1,688点の作品が集まりました。

慎重な選考の結果以下の作品が入選作となりました。

子どもの部

第3回未来につなぐ心の糧作品集

心の糧大賞

におうさん
岐阜県 北方町  神谷 真子


なんでにおうさんをかこうとしたのは、はくりょくがあるからです。あと、こわいけど、北方の町をまもってくれるのがすごいです。だから、におうさんをかこうとしました。あと北方の町のじまんだからです。しかも、こわいけどまもってくれるから北方のまちのたからものだと思いました。


優秀賞(5作品)

部門・作品名 受賞者名 住所
写真 「心の糧」 角 大輝 岐阜県北方町
作文 「大切な場所」 松岡 稜平 岐阜県北方町
作文 「止められない僕の夏」 牧下 聡平 岐阜県高山市
作文 「わたしの心のおちつく場所、円鏡寺」 毛利 祐香 岐阜県北方町

作文 「私のふるさと」

小野崎 可藍 京都府伊根町

入選17作品

一般の部

心の糧大賞

やっぱり北方、ふるさと北方
岐阜県 岐阜市 河口 洋二郎

「本巣郡北方町北方一六四八番地の二」、これが私の本籍地である。北方を離れてはや三十余年。しかし、本籍地を変更はしていない。その理由は、もちろん「生まれ育った、愛着あるまち」だからである。二十数年過ごした地、とりわけ青少年期だけに、その思い出は今なお鮮明である。
昭和三十年代、北方は子ども心に「ちょっぴり自慢したい、都会っぽさを感じる街」であった。商店街が軒を連ねていた。私の町内には豆腐屋さん、電器屋さん、靴屋さんが・・・。近隣には八百屋さん、大きな食料品店が二店、本屋さんも三軒・・・、実に便利で賑わいある界隈であった。そこには人情があり、語らいがあった。「はい、お駄賃だよ。」、「おまけしといたからね。」というお店の人の温かい声と笑顔が甦る。「○○屋のおじさん、□□屋のおばさん」と呼び、お店の人からも「無駄遣いしたらあかんぞ。」、「あんたは◇◇さんちの子やな?」と性格や素性をすっかり見抜かれていた。蛇足になるが「お駄賃」、「おまけ」という言葉もいかにも懐かしい。
歴史と伝統ある円鏡寺や大井神社での記憶もある。厳かな境内が子どもたちの遊び場であり、秘密基地をつくる恰好の場でもあった。子どもたちにとって、いかに身近な存在であったかを物語っている。
文化の香りも忘れてはならない。現在庁舎のある場所に確か公民館があった。ここが映画館に変身する。浜田光夫、吉永小百合といった黄金期の日活スターがスクリーンに登場する。テレビがまだもの珍しい頃、映画に浸るワクワクドキドキ感、北方に住んでいることに鼻を高くしたことを覚えている。
まちの姿は当時とは一変した。が、私にとって生まれた地であることに変わりはない。大袈裟かもしれないが、私にとって北方は、若き日の思い出そのものだから。


優秀賞(5作品)

部門・作品名 受賞者名 住所
写真 「おっとっと!」 三宅 あや子 岐阜県中津川市
絵画 「人の優しさと笑顔があふれる町」 高木 政史 東京都中央区
絵画 「先生を偲んで」 神谷 恵美子 岐阜県北方町
作文 「心のふるさと」 濱 勝江 兵庫県神戸市

作文 「ふるさとの人」

森末 純 北海道札幌市

入選17作品

問い合わせ

「未来につなぐ心の糧」作品集などお問い合わせは・・・

「未来につなぐ心の糧」作品公募事業実行委員会事務局

電話:058-320-2200
FAX:058-323-7711

第3回「未来につなぐ心の糧」作品 募集終了

平成20年度「未来につなぐ心の糧」作品<募集終了>

主催:北方町・「未来につなぐ心の糧」作品公募事業実行委員会
後援:文化庁・岐阜県・岐阜県教育委員会

応募規定

テーマ
小さくとも 心が癒され 元気・勇気をもらい明日の希望 生きがいにつながった。
「小さくとも 忘れ得ぬ あの日・あの時・あの出来事」
平成20年度テーマ:「ふるさと」

応募作品

テーマに沿ったくらしの中の出来事を作品「作文」「写真」「絵画」にまとめてください。
「作文」「写真」「絵画」は次の規定に沿って作品にする。 [応募作品]

  • 「作文」題名及び本文800字以内(ワープロ原稿、点字による応募も可)
  • 「写真」四つ切りまたはA4(ワイド四つ切り、デジタルカメラによる作品も可)
  • 「絵画」380mm×270mm以下(色紙・絵手紙・CGも可)

応募期間

  • ~平成20年10月15日(水)(当日消印有効)

応募方法

  • 応募方法は送付または持参してください。作品の送料は応募者で負担してください。

応募上の注意事項

  • 参加費用は無料。(作品応募に伴う送料は応募者負担)
  • 応募票として別紙に「題(テーマ)・住所・郵便番号・氏名・電話番号・年齢(中学生以下は学校名、学年)・何で知りましたか?」を記入し、添付してください。
    参考:応募票(PDF 17KB)
  • 応募作品は未発表のものに限る。また、応募点数に制限なし。
  • 作文、コメントの「、」「。」「」は1字として数える。(難読漢字にはふりがなをつける)
  • 著作権は北方町に帰属する。(入選された写真のフィルム・データ共)
  • 原則作品は返却しない。(ただし、選外となった応募作品の返却を希望される場合は送料着払いとする)
  • 入選作品は作品集にまとめ、出版する。

審査

審査委員により作文、写真、絵画の各部門毎に優秀作品を選定した上、
心の糧大賞1点を選定する。

  • <子どもの部(中学生以下)>と<一般の部>の2部を設ける。
  • 心の糧大賞1点、作文、写真、絵画の各部門毎に優秀賞1~2点、入選数点を、入賞作品とする。

表彰

入賞者は、平成21年1月18日(日)「未来につなぐ心の糧」発表会において表彰する。
入賞者には賞状及び副賞を贈呈する。


一般の部
心の糧大賞 賞金20万円と賞状 1点
優秀賞 賞金5万円と賞状
部門(作文・写真・絵画)毎

各1~2点
入選 賞金1万円と賞状
部門(作文・写真・絵画)毎

数名

子どもの部
心の糧大賞 図書カード2万円分と賞状 1点
優秀賞 図書カード1万円分と賞状
部門(作文・写真・絵画)毎

各1~2点
入選 図書カード2千円分と賞状
部門(作文・写真・絵画)毎

数名

審査委員

審査委員長
未定
副委員長
短文・絵画・写真部門別審査委員数名(県内著名人及び、北方町民)

問い合わせ

「未来につなぐ心の糧」作品集などお問い合わせは・・・

「未来につなぐ心の糧」作品公募事業実行委員会事務局

〒501-0492
岐阜県本巣郡北方町北方1323-5 北方町教育委員会内
電話:058-323-1115
FAX:058-323-2963