清流平和公園が完成しました。
平成２６年5月に着工した清流平和公園整備工事が、平成２７年３月に完成します。この公園は、国の「かわまちづくり計画」の登録を受け、「平和」と「環境」をテーマとし、岐阜県が提唱する「清流の国ぎふ」づくりと協同して整備を進めてきました。今後は、この公園を起点に、豊かな緑と命を育む清流と共生する「公園都市」、人と人とが絆で繋がった「人間都市」を形成を目指していきます。
清流平和公園の概要
１．平和の鐘と被爆二世のアオギリとクスノキ
北方町の平和のシンボルとして、広島と長崎より譲り受けた被爆二世のアオギリとクスノキを植樹し、非核・平和への願いを込めて鐘吹きを行った平和の鐘を設置しました。
２．親水護岸整備による多自然かわづくり
岐阜県の河川整備工事により、既設のコンクリート護岸を撤去し、公園と川を一体化した親水空間を創出しました。これにより、自然に水の中に入ることができます。
３．せせらぎ水路
水深が浅いせせらぎ水路では、小さな子どもたちでも水に親しんで遊ぶことができます。
４．小水力発電設備
環境学習の場となるように、せせらぎ水路の水の力を利用した小水力発電設備を設置しました。
３月２３日（月）に竣工式と記念行事を開催しました。
清流平和公園の完成を記念して、竣工式および清流のかわまちづくり活動開始式を開催します。当日は、「ゆうすいの会」、「岐阜農林高等学校」、「岐阜工業専門高等学校」、「土木研究所と岐阜大学」による清流かわまちづくりの取組事例を展示しました。