平成19年度 第5回北方町政策審議会報告
本年度の最終協議となる第5回北方町政策審議会が11月17日（土）に行われ、行政運営、福祉、教育の3つの部会が今年度のまとめの報告を行いました。
政策審議会は、「住民全体が行政とともに公共サービスを支えるシステムの構築を」と今年から設置されました。
これまでに協議を5回重ね、今回が本年度については最終協議となりました。
この日の報告で行政運営部会からは、「定住者を増やすための施策として教育環境の充実と子育て支援の充実を重点とするべき」、
福祉部会は、少子化対策と高齢者医療をテーマとして協議が行われ、
少子化対策では「子育て支援の施策や施設をもっと活用してもらうために情報発信を」、
高齢者医療については、「予防に重点を置き、これまで以上のウォーキングの推進」の提案がありました。
教育部会では、「現場をみる」、そして「感じたことを述べあう」ことを活動方針として運営がされました。
その中で「今年度から行われている『心の教育補助金』の充実、継続」と「町内小・中学校図書室の蔵書率を高めること」、
「子供の安心、安全への配慮」、また「来年度迎える町制120周年記念事業の企画立案に小中学生の参加を」との提案がありました。
出席した室戸町長は、これまでの協議に対する感謝と「みなさんの提案をできる限り今後の施策に反映していきたい」と述べられました。
政策審議会は、来年度も引き続き協議が行われます。
行政運営部会
「交通安全について」をテーマとして協議がされました。 「交通安全教育及び啓発活動の強化（特に高齢者及び自転車利用者）」、「取締りに対する警察との協力」、 「事故を減らすため環境の整備」、「エコの町北方として、電動自転車使用の推進や軽自動車購入の推進、レンタサイクルの導入」などの意見が出されました。
福祉部会
「福祉部会としての町政への提言について」をテーマとして協議されました。 これまでに行われた福祉施設視察の結果から、「せっかく良い活動を行っているのに、各施設の活動内容についてＰＲが行き届いていない」、 「高齢者医療への対策として、予防に重点を置き、そのためにウォーキングを推奨するべき」、 また「ウォーキングの普及により、ウォーキング中の児童見守りなど防犯や交通安全にも良い影響を」などの意見が出され提言がまとめられました。
教育部会
学校訪問の意見交換や教育部会としての提言について協議されました。 「中学校で行われた講演会はぜひ保護者にも聞いて欲しかった」、「参加者が少なく残念。保護者の関心が薄いのでは」などの意見が出され、 提言については「心の教育補助金の継続」、「学校図書室の蔵書率を高めるための予算配分」、 「子どもの安心安全への配慮」と町制施行120周年記念事業について、「子ども中心のミュージカル」、 「小中学生によるイベントの企画立案」、「町内の歴史体験ツアー」などの提案がありました。
－各部会の主な意見は下記のとおりです。－