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北方町役場 〒501-0492 岐阜県本巣郡北方町長谷川1丁目1番地 TEL:058-323-1111(代)
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新庁舎建設

 県営北方住宅の跡地を庁舎建設用地として平成24年度中に取得できる見込みであることがわかりました。面積が狭小な北方町にあって、このようなまとまった土地が取得できる機会は今後容易には予測できず、まさに千載一遇の機会であったと言えます。
 これを踏まえ、今後ますます多様化する行政需要や防災拠点としての役割に対応するため、庁内の若手職員からなるまちづくりビジョン策定委員会の会議内で、現庁舎に対する現状分析と今後の庁舎の課題や理想について検討を行い、新庁舎建設についての基本構想を策定しました。この基本構想では、現庁舎に対する様々な改善点について言及し、庁舎の移転新築を行うことがその解決策として最善であると提案されました。
 また、平成24年12月議会において、新庁舎建設用地購入費用を補正予算に計上し、これが全員一致で可決されました。平成24年度末には土地売買契約に基づき、岐阜県から庁舎予定地を取得し庁舎建設に向けての動きが具体化されてきました。
 いよいよ具体化する新庁舎建設事業の礎とするべく、まちづくりビジョン策定委員会が策定した構想に対して、幹部職員からなる新庁舎建設基本計画策定委員会を新たに組織し、現状の課題や解決策をはじめとする調査検討を再び行い、町民サービスの低下を招くことなく、町民の利便性を十分に考慮し、町民にとって身近な新庁舎を建設するための指針となる基本的事項について検討結果をまとめ、北方町新庁舎建設基本計画を策定しました。

新庁舎建設までの流れ
基本構想
基本計画
基本設計
実施設計
建設工事
完成

新庁舎の概要

1.町のシンボルとなる庁舎
 「大屋根」の下に人びとが集う開放的な庁舎
 周辺環境に対して垂直な壁面がそそり立つのではなく、斜めにセットバックしていく大屋根は大きな施設の圧迫感を軽減すると共に、円鏡寺・図書館などの大屋根を彷彿させ、北方町民になじみ深い景観を作り出しています。
 そして、「公園都市」、「人間都市」のシンボルとなるような庁舎として考えています。
2.機能的・便利でわかりやすい庁舎
 町民が気軽に足を運べる身近で親しみを持てる施設として、様々な手続や相談ができる窓口は、1階を中心に配置するとともに、バリアフリー化により利用者に優しく便利で使いやすい庁舎とします。
 また、北側スペースには、キッズスペース、町民団体等の自主的、自発的な活動の支援や町民同士が交流できる環境・空間を整備していきます。
 そして、多様化する行政サービスの一層の向上を図っていく観点から、執務スペースにおいては職員や備品等の移動を容易にするほか、情報化時代に対応できるよう対策が講じられています。
3.安全・安心な庁舎
 庁舎は、免震構造を採用し、高い安全性を確保することに加え、災害発生時には、災害対策本部として、防災対策・災害応急対策・災害復旧などの拠点機能や、避難空間としての機能を十分に発揮できる建物としています。
4.環境にやさしい庁舎
 省エネルギー機器の採用や再生可能エネルギーの活用を図ることは当然のことながら、熱負荷の低減をはかり、自然の光と風に満ちた空間を創造し、自然エネルギーを最大限利用できる庁舎設計としています。

・新庁舎の概要(PDF 約2.98MB)